本サイト内の文章を引用する場合は、必ず「日本水フォーラム 第4回世界水フォーラム速報」から引用したことを明記してください。
第4回世界水フォーラムが開幕
 第4回世界水フォーラムが16日午前(現地時間)、メキシコシティで23日までの8日間の日程で開幕しました。京都・滋賀・大阪で2003年3月に開催された第3回世界水フォーラムを引き継いで開かれるもので、参加登録者数は120ヶ国・地域の1万3千人に上っています。

 開会式は、市内の国際会議場セントロ・バナメックスで開かれ、ハイメ・メキシコ国家水委員会長官、フォーション世界水会議(WWC)会長、ルエヘ・メキシコ国環境天然資源大臣、モロッコ国ジェットゥ首相、オランダの皇太子オレンジ公、日本の皇太子殿下、メキシコ合衆国フォックス大統領があいさつ。マリアッチなど伝統の舞踊や音楽が披露されるなど華やかに始まりました。皇太子殿下のご挨拶の要旨とビンセント・フォックス メキシコ大統領の開会宣言の要旨は、以下の通りです。

開会式

◇日本国皇太子殿下のごあいさつ
  • 3年前に日本において開催された第3回世界水フォーラムに名誉総裁として参加し、世界の水問題の認識を深めた。
  • 第3回世界水フォーラム後の取り組みとして、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の設立や、「国際『生命のための水』10年」の発足などの世界的な取り組みが進んでいる。
  • なかでもアジア太平洋地域では、「アジア太平洋水フォーラム」構想が動き出すなど、その活動に一層の期待をもっている。
  • ミレニアム開発目標にも挙げられている「水供給と衛生」問題の解決に関しては、いまだ顕著な改善はなされていない。
  • 第4回世界水フォーラムでは、「ローカルアクション」がキーワードとされており、これと合わせて地域的課題の改善を願っている。
◇ビンセント・フォックス メキシコ大統領の開会宣言

メキシコ大統領

  • 水は全ての国にとって重要課題であり、21世紀、「水」は地球社会のミーティング・ポイント(接点)となるだろう。
  • 今日において、最低でも400万人の人々が深刻な水問題を抱えている地域に住んでおり、その深刻な事態の打開するには、我々はローカルレベルと地球的規模の両方で、水の総合マネージメント戦略についてよく見直す必要がある。
  • 今日の世界状況から判断すると、人々や国家間の平和、公正、発展のための要因として水を捉えなければいけない。水は我々の共通の「今」であり「未来」である。また、子孫への推り知れない価値がある遺産である。
  • 今日人類が直面している課題には、水に対する現在のニーズ、近未来の必要消費量の確保、食糧供給の保証しながら、環境を破壊せずに確実に満たすことである。
  • この難題に向かって、一人一人が肩を並べて最大の努力をすることにより、我々は創造的で公平な解決策を見出すことができるだろう。
◇伝統舞踊

dance dance2


【2006/03/17 14:05】 | 3/16 世界水フォーラム | トラックバック(0)
第3回から第4回へ
3年間の進展を報告―橋本会長

日本水フォーラム会長

 初日16日の全体会合において、世界水会議、第4回世界水フォーラムおよび日本水フォーラム主催の特別セッション「第3回から第4回世界水フォーラムへ 〜日本からメキシコへ〜」が開かれ、約800名が参加しました。

 橋本龍太郎日本水フォーラム会長は、第3回世界水フォーラムの主催者という立場で発表しました。その中で、多くの約束や提言がなされた第3回フォーラムから3年経った今、こうした約束がどのように進捗したかや、この3年間で水をめぐる世界がどのように進展してきたかが、報告されました。

 国連事務総長のための「水と衛生に関する諮問委員会」が設立され、橋本会長が議長として5回の会合を重ねてきたことや、さまざまな国際的ネットワークや流域ネットワークが形成されたことなどが報告されました。

 水問題の現状評価やモニタリングについては、ジョイント・モニタリング・レポートの中間報告書によって、飲み水や衛生に関する課題が山積している現状が明らかになったことや、世界水発展報告書第二版が第4回世界水フォーラムで正式に発表されることなどが報告されました。第3回フォーラム時になされた約束が、どのように進捗しているかについて行った調査や、水にかかわる草の根的な活動の発展状況も調査についても具体的事例を交えて報告されました。

 将来を担う子どもや青年の活動についても触れ、今回のフォーラムで開催される各々の分科会についての期待が述べられました。
橋本会長の報告に対し、第4回世界水フォーラムの共同議長である、ロイ・フォーション氏およびクリストバル・ハイメ氏より橋本会長や日本の貢献について謝意が述べられました。
【2006/03/17 14:05】 | 3/16 世界水フォーラム | トラックバック(0)
円卓会議「フォーラムへの紹介」
 橋本龍太郎氏は、また「国連水と衛生諮問委員会」議長として、諮問委員会のこれまでの議論の経過や議論の内容を紹介したうえ、これまでの同委員会の活動の集大成である「行動計画」を発表しました。諮問委員会はこれまで、資金調達、公々連携、衛生、モニタリング、統合水資源管理、水と災害の6つのサブテーマについて集中的に議論を行ってきました。今回まとめた行動計画は、サブテーマごとに、今後の諮問委員会が自らすべき行動をまとめた「Our Action」と、世界中の人々の行動を促す「Your Action」に分かれています。

 水供給と衛生に関して世界が直面している問題の突破口を開こうというものです。これから諮問委員会は、各自の活動の実践と、世界の人々の行動の促進に重点が移ります。

 引き続いてマーガレット・キャトレイカールソン副議長代理(第5回会合)の議事進行によりパネルディスカッションが行われました。行動計画の詳細な背景および内容の説明のあと、諮問委員会からアンヘルグリア委員、ヘラルドペイヤン委員もパネリストとして参加し、主として水事業体パートナーシップと資金調達について行動計画の意義・促進方法、今後の課題などを含め、白熱した意見交換が行われました。
【2006/03/17 14:04】 | 3/16 世界水フォーラム | トラックバック(0)
子ども世界水フォーラムがメキシコでも開催
 「京都で誕生した交流をメキシコでも」と第2回世界子ども水フォーラム(以下CWWF2)」が始まった。主催者側からのオリエンテーションのほか、ネイティブアメリカンの参加者からの煙の儀式があたったのち自己紹介。子どもたちは交流を深めるためのアイスブレイクを行い、各国の子どもたちと握手を交わしました。

 さらにLocal Actions Presentationの発表順番や参加するワークショップ、”CALL FOR ACTION”の作成グループ、閉会式の企画委員などを各自の立候補により決めていきました。

 日本からのプレゼンテーションのトップバッターとして、日本独自の文化である“もったいない”という価値観を水利用に活かそうという発表を静岡県立韮山高校2年遠藤惟さんが行った。プレゼンテーションの途中で電源が落ち、マイクやスクリーンが使えなくなったにもかかわらず、すばらしい発表内容と機転により、他の参加者からの好評を得めました。

 開会式は、Dr. Aldama(IMTA議長)が、今回の子どもフォーラムについて概要を説明。尾田栄章・日本水フォーラム事務局長は「第1回世界子ども水フォーラム(開催地:滋賀・京都・大阪)からのつながりができて、本当にうれしい」とのコメントがありました。Mr. Roberto Lenton(UNICEF)は、ケニアを例に、子どもたちの活動をきっかけに大人、両親、先生たちも活動するなどとのスピーチが行われました。

 さらに、日本の子どもたちから、前回作成の子ども宣言とともにメキシコに向けたメッセージが送られました。最後は、各国の国旗を使ったセレモニーが行われました。
【2006/03/17 13:31】 | 3/16 世界水フォーラム | トラックバック(0)
3月16日分の報告担当
日本水フォーラム事務局 福本しのぶ
日本水フォーラム事務局 山口範子
日本水フォーラム事務局 糸岡栄博
日本水フォーラム事務局 中尾美和
【2006/03/17 13:00】 | 3/16 世界水フォーラム

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日本水フォーラム(JWF)は、第3回世界水フォーラム事務局の活動を引き継ぎ、水の分野で日本と世界を結ぶ架け橋となるべく幅広い活動を行っています。

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