
【分科会名】アジアのモンスーン地域における自然再生の取り組み
【主催】国土交通省河川局、中国水利部、韓国建設交通省水資源部 日本・中国・韓国の3カ国の共催により、アジア地域における自然再生の取り組みに関する分科会が開催されました。今回の第4回世界水フォーラムにおいて日中韓が共催を予定している3つの分科会の皮切りでした。国土交通省河川局布村河川計画課長を始め3カ国の代表より挨拶がなされました。 ![]() |
今回はまず、「琵琶湖・淀川流域圏の再生」を見てみましょう。
1400万人の人口をかかえる琵琶湖淀川流域圏の再生を関係省庁、府県、市、NPOなどが連携して、次の7つの戦略を実践しているのが見所です。1.命の水を再生する、2.水辺をつなぐ、3.水辺の拠点を整備する、4.まちにせせらぎを導入する。5.流域圏の自然環境をつなぐ、6.水と人とのつながりをとりもどす、7.計画を推進するしくみを作る。 (里崎充/尾利出あゆみさん) 国土交通省荒川上流河川事務所では、同省が展開する荒川の治水事業に合わせて、市民団体が参加する自然再生事業の内容をパネルで紹介しています。会場での説明に市民団体の代表が参加しています。「たくさんの方に毎日来ていただき忙しくしています。少しでも世界の多くの方に日本における河川事業の状況を理解していただければうれしいです」とアルバロ・ダビッド・ヘルナンデスさん。 水と文化の融合をテーマにした展示をしている株式会社 建設技術研究所では、裏千家の先生方のたてる本格的なお茶をいただけ、世界に誇れる日本の伝統文化を楽しめる次第です。「水質の良し悪しでお茶の味が変わるという繊細な日本の伝統文化の一つである茶道を通して、水の大切さ、貴重さを再検討できたと思います。国籍、年齢を問わず、多くの方々に立ち寄って楽しんでいただいており、平和と共存を感じることのできるブースです」と木村佳代さんの報告です。 財団法人リバーフロント整備センターでは、「水と交通」がテーマです。川の多い日本では、荷物や人の運搬に船が使われ、都市は川とともに発展しました。ここでは東京の例を中心、江戸時代から現代までの水辺と水運の歴史を追いかけます。「江戸一目図屏風や江戸時代の版画、現代の東京の風景などが人気です。そういうわけで、日本語や日本の文化についての話に花が咲きます」と真砂彩、DuleM.CSairezF.、神志郡正明の三方からでした。 このほか、江戸時代から近代の川の自然再生の歴史をパネルで紹介。大型液晶モニターでも「Filming the water cycle in Japan」 というタイトルで日本の自然の美しさをわかりやすく紹介しています。「正直な所、メキシコ国の皆さんに来ていただきたいのですが、一部の人しか紹介できないのが残念」とアウラ・カスティージョ・カネダさんは、一人でも多くの参加者を待っています。 日本工営株式会社には、様々な外国の方が訪れました。民族衣装を着てやってきたナイジェリアの方は、砂漠地帯における水の開発についての情報を求めてやってきました。ほか、多くのメキシコ地方政府の方から、水の浄化についての問い合わせが多かったと、宇都宮明美さんは語っています。 ![]() |
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